稲垣来泉さん
吉田拓郎さんは、この日を待っていたそうです。最近、「イメージの詩」を10歳の稲垣来泉さんがカバーしたのですが、「イメージの詩」の1970年版と稲垣来泉さんの歌が流れました。オリジナルの「イメージの詩」のキーはFで、稲垣来泉さんの歌のキーもFで、これは奇跡だと仰っていました。オリジナルの「イメージの詩」は4拍子で稲垣来泉さんの「イメージの詩」は三拍子で、稲垣来泉さんのオリジナルに聴こえると仰っていました。拓郎さん曰く、オリジナルを遥かに越えた「イメージの詩」との事でした。稲垣来泉さんの歌の企画は明石家さんま さんで、アレンジは武部聡志さんです。
お母様の事
拓郎さんはご自身の曲がアニメに使われたり、若い方がカヴァーしたりする事をとても嬉しく思っていて、現在のこの状況を作り出したのは拓郎さんのお母様との事でした。現在の拓郎さんは家庭を大事にしている感じで、それはお母様の方を受け継いでいるような事も以前、ラジオ番組で仰っていました。お母様へのアンサーソングを作りたいと仰っていました。
ローリング30の話
「ローリング30」は私も好きなアルバムですが、レコーディング当時のお話が聴けて良かったです。作詞家の松本隆さんと組んだ作品で松本隆さんが目の前で詞を書いて、拓郎さんが曲を付けるというインスタントな感覚が良かったとの事でした。拓郎さんは不滅の名盤と仰っていました。「爪」は石川鷹彦さんがエレキギターで参加している曲で「ハートブレイクマンション」は台詞の入った曲です。松本隆さんの持つリズム感の良さのお陰で直ぐに曲が出来るとの事でした。
映画の話
拓郎さんが観た最近の映画でウィンストン・チャーチルについての映画で奥さんがチャーチルさんに向かって話した台詞が名言との事でした。私も名言だと思います。
- 欠点があるから強くなれるんだよ
- 迷いがあるから賢くなれるんだよ
拓郎さんが最近観たドキュメント「エベレスト」で山というのは海底が盛り上がって出来ていて昔、海にあったものが頂上に行って、頂上にあったものが、また海に戻る、地球は輪廻していると感じられたとの事です。人間も輪廻していて同じ事を繰り返していると仰っていました。
コシノジュンコさんのお話
コシノジュンコさんは「ファッションも繰り返している」と仰っていたそうです。拓郎さんも最近のファッションは60年代、70年代に流行ったファッションに似ていると感じていて、ファッションも繰り返し、輪廻しているのかもしれないと仰っていました。
