吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD 2022.1.14 鑑賞
拓郎さんがお母様との約束のお話をされていた。
拓郎さんのお母様は
《もし、皆とは違うと思う事があったとしても、でも、自分はこういう風にしか出来ない、皆のようには出来ない》と思う時が必ず来るから、そういう時は出来ない事は出来ないから《自分の心に嘘をつかないで》そういう気持ちを大事にしなさい。《出来ない事も出来ると言って仲良くする必要は無い》《出来ない事は出来ない》と自分に言い聞かせなさい。それで仲良く出来ないんだったら、自分はそういう人間だと思うしかない。でも自分に正直でいなさい
といった感じの事を仰っていて、結果として拓郎さんは《自分に嘘をつかない》という生き方をするようになっていって、それが《母と心を通じ合った約束》と拓郎さんは仰っていた。
拓郎さんの歌の中にある人生観、生き方、生き様と思っていたものは、それだけではなくお母様との約束という点が重要だと思った。
拓郎さんの父親については、拓郎さんも拓郎さんのお姉様もお兄様もお母様も父親を愛していないというような事も仰っていた。
父が何を書き残したか、それは吉田家の家族には関係が無いんです。父は家族を見放して、家族がどんな苦労をしているか?御構い無しで自分だけの世界で勝手に人生を全うした人です。だから他人から見れば立派な方という事になるんでしょうが、母の苦労とか、小さい頃から見続けていましたので、僕は今でも父を許していないんです
といった感じの事も仰っていた。
あと、「流星」の中の
正直だった悲しさ
について拓郎さんは考えていて、それは《自分らしさ》だとも仰っていた。
拓郎さんが《自分に正直であろうと考えるようになった》のはお母様からの影響という点が重要だと思う。
宇宙暦
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