吉野木三448

ヨシノキミ…何かのアナグラムみたいな… 読書、アニメ、ドラマについてのメモ、謎のノート、日記

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光のDNA(第11課) メモ1

兎に角、{形、色、数}で見る事が重要。

原子の数を数えると何かが解ってくるかもしれない。

メモ

  • 収録日 1987.12.6
  • 既存の精神世界:マクロからミクロを見る感じ
  • 8月30日 リハーサル
  • 9月1日 立川
  • 前触れ:あちらこちらで五角形の写真がとれた
  • 光の写真 3年間で1回くらいだったのが殆ど毎日になった
  • 三木先生が光のDNAについて話そうと決心したら写真が撮れるようになった
  • 宇宙観
  • 太陽系は1秒間に17.5キロのスピードでヘラクレス座に向かっている
    • 軌道が DNA と相似
  • 宇宙の雛形が身体の中
  • この時期、世間ではDNAの話題が多くなってきた

36:52~39:57
だいたい、これは面白いんですね。DNAというと遺伝子と言われるくらいになっているんですが、この「遺伝」と「遺伝子」という言葉はものすごく歴史が違うんですね。遺伝という言葉は知らなくても遺伝という現象は人間が発生した時から知っているんです。それは、どういう事かというと人間というのは、大体、生活するようになったら、お父さんは必ず自分の倅にですね、財産譲っているでしょう?あれは自分が思っている形質の相当部分が息子にもいっていて、これは俺の、俺自身が遺伝したものであるという自覚があるからやっているんです。遺伝学知らなくたってやっているんです。昔から王様がですね、次から次へと自分の王子様を次の王としていく。これは遺伝という事を知っている証拠なんです。だから人間が遺伝という事に対する知識は、もう人間が社会生活し始めた時から知っておりますね。人間だけではなく、実は狐狸でも知っているんですね。狐はちゃんと自分のお腹から生まれた、自分の奥さんから生まれた子狐をちゃんと育てます。そして子狐がちゃんと自立するようになってから子別れというのをやるんですね。それも遺伝という事を本能的に知っているからです。自分の子供だからやっている、他人の子供は絶対やらない狐狸。ところは今度は、それを伝えていくメカニズムが解るようになるのには、だいぶ人間が科学というものが進んで参りませんと解るようになりません。大体、どうもそれを伝えるメカニズムがあるらしいという事を人間が知り始めるのには、たった前世紀の事ですね。19世紀です。で、まず遺伝という立場から、そういう事を科学的に取り上げた方がグレゴリー・メンデルという方ですね。これ中学、この頃では小学校の教科書にも出てくるんじゃないですか? 1866年の事ですね。この方はカトリックの神父さんですね。あのカトリックの修道院は、ある時代、中世期あるいは前世紀くらいのところまでは非常に人間の文化、文明に非常に寄与している存在なんですね。大学みたいな存在。そういたしますと、それでは現在言っているDNAというものは、この頃はバイオがなんだかんだとか、利根川進先生が、ノーベル賞いただいたから、戦後解ったものじゃないかと思うかもしれませんが、そうじゃないんですよ、その歴史が古いんだ、今の話からすると。

39:57~43:02
これは何時だと申しますと、1869年たった三年後なんです。但しお互いにはその関係は解らないですね。全然違う方面から入ってくる。これはスイスのフレードリッヒ・ミッシャーという方ですね。どんな事から解ってきたかというと、これはお話の種になりますから、ちょっといたしますとね、人間というものはその頃、どういう事が解ってきたかといいますと、ちょっと、また先程のお話に戻りまして、人間というものはですね、小さいものより、大きなものは、肉眼で見えますから、先に興味を持つんですね。だから微小なものよりも大きいものに興味を持つ。現に皆様はお星様観ているでしょう?小さい時から。そうすると、えっと Oさんと仰いましたか? Oさんは遠くはどの辺まで見えますか?何キロくらい先まで見えます?感じで仰ってください。解りませんか?貴方様は僕の推定が間違っていなければ眼鏡をかけていない方ですからね、光が一秒間に30万キロで二千万年かかる。そこまで見えるんです。これは本当かしら?と思うかもしれませんが、これから冬空になりますと、北極星の上の方にカシオペアという星座が見えます。「W」の形をしています。それをちょっと見て、左下くらいに見える、もやもやもやっとしたものが見える。それは星の形では見えない、何故、もやもやモヤっとした形で見えるかというと星雲というものですね。アンドロメダ星雲、これは肉眼で見える星雲です。約2千万光年です。これが見えるから二千万光年まで見える。それ以上遠くのものを見ようとすると、望遠鏡というものが必要なんですね。今から300年前に初めて望遠鏡でこの宇宙というものをご覧になった方がガリレオ・ガリレイという方何ですね。そしてガリレオ・ガリレイから約100年ちょっとずれまして、この望遠鏡を逆に小さいものを見るようにした方がいるんですね。ルイ・パスツールという方です。顕微鏡で細かいものを見る。そうしますと、所謂、細菌の世界が解ってくる。それによって色んな伝染病の事とか色んな事が解ってまいりましたね。むしろ、大きいものを眺めているより人類の健康とかそういう事については小さいものを眺めている方が余程寄与しているんですね。現にだからこのところ、バイオとか何だとか、ああいう、細かいものがものすごく色々と盛んになってきたのも、その一つの現われで御座います。

43:02~46:04
そうすると、その黴菌、黴菌ってね、要するに皆様がちょっと道を歩いていましてね、何か石に躓いて擦り剥いたと、放置していますと、どういう事になりますか?膿が出てきますね。あの膿って何だ?きっと思われたと思うんですよ。それと同じ素朴な疑問を持った方がフレードリッヒ・ミッシャーという方です。膿を薄い溶液で処理していきますと、どんどん溶けて行く、溶けていくんですけれど溶けないものが残る。その残ったものを初めて分析したりして研究なさったんですね。それがフレードリッヒ・ミッシャーという方です。そして当時の分析技術で分析していきますと、その中にとても沢山のリンというものが含まれているという事がまず解ってきたんです。リンです。何故かといいますと実は先程からお話しておりますDNAとかRNAというものには必ずリン酸というものが関与してくるからです。ですから皆さん昔、化学リン酸肥料として花等をお造りする時に肥料として整備するのは、それから意味が出てくるんですね。それからリンというのは我々の生物の中で、どんな事で皆さんがご覧になる事が出来るかというと、例えば神戸ではですね、お魚の鮮度の良いものばっかりですから、お刺身買ってまいりましてね、2~3日そのまま放っておいて、放っておくとお刺身が分解し始めますから、ちょっとお暗いところでも、そのお刺身が見えますね。何故かというと燐光が発生しますから。それはどういうのかというと、我々を構成している肉体、お魚ならお魚の肉体というものにリンというものが沢山含まれているという事がその中に現われている訳であります。それでは、そのリン酸というものはどんな形をしているか?という事になりますね。そのリン酸というものは大変不思議な形をしている。一番大切なのはリン(P)という一つの中心的な元素がありましてね、それに酸素が二つ付いている。それで酸素と水素、これは簡単ですから、憶えようとしなくても憶えちゃうんですが、もっと簡単にこれが解って参ります。私がこう描きますと、もう光のご勉強をなさっている方は何かに似ているなぁとお気付きになっている方が何人もいらっしゃるはずです。そうですね、何かに似ていますね?よろしいですか?

  • リン酸は表面意識に相似
  • {246} -> 12 -> 3 それを「5」でコントロールしている
  • アルブレヒト・コッセル 核酸
  • フィーバス・レヴィーン 要素を全部発見
  • 表面意識を調和していく事はリン酸を調和していく事に繋がる
  • 基準:246,ルール:357
  • リン酸、有機塩基、糖(デオキシリボース)
  • 補色、相補

01:09:13~01:11:00
いいですか?それから人間というのは例えば、これ見ますとね、口でこうやって支える事が出来ますね?支える事が出来ますから、この中でデオキシと言った方だけ、口をあんぐり開けてください。その、あんぐり開けたところに、橋を渡すと、これでDNAは完成しちゃうんです。非常に単純明快な世界に皆様の情報が全て込められているという事が段々解ってまいりましたね。はい、どうぞ、席にお戻りください。そして、今の両側を螺旋に捻りながら右回りに、ずっと持って行ったら、二重の螺旋階段が人間で出来ちゃうんです。よろしいございますね?そうしますと、踏み板は一体どうなっているんだという問題になってくるんですね。踏み板は、これはまた上手く出来ているんですね。その為に、この前の「補色の原理」という御勉強をさせていただいたんですね。「補色の原理」とはどういう事かと申しますと、お互いに、補い合う、相補的だという事ですね。お互い補い合うというのは、今度は、「鋳型の原理」、雌型に雄型が、きちっと嵌合する、上の顎に下の顎が、きちっと嵌合する、その他沢山、ご夫婦のあり方、宇宙と自分のあり方、全て「補色の原理」です。

01:11:00~01:12:03
その一番基本的なものはDNAの中にあるんです。どうしてそのように鋳型の原理があるかというと、その鋳型通りにDNAが今度は次々と、その鋳型にはめ込んでいきますと、同じものを増殖させる事が出来るからですね。それが皆様の毎日の成長という事を実は現しているんだという事です。よろしいですね。そうすると、その鋳型の仕組みはどうなっているかというと、鋳型の要素になっているものは、先程申しました、有機塩基で、たった4種類しかないんです。それは、ATCGと分けられています。これはアデニン、チミン、シトシン、グアニンと名付けられている。よろしいですか?

  • 水素結合のところを調和していかなくてはいけない


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