吉野木三448

ヨシノキミ…何かのアナグラムみたいな… 読書、アニメ、ドラマについてのメモ、謎のノート、日記

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読書メモ(2022.3.28)

「仏教の思想 1 知恵と慈悲<ブッダ>」 増谷文雄 / 梅原猛 読書中

「縁起」の辺りを読書中

2 存在の構造の把握 流動する存在論としての「縁起」

  • 万法のあらわとなれるとき
    • げに諸法の現れ来たる時
    • 覆われている
      • 覆われているのは認識の対象ではなく主体
      • 法々は隠蔵せず、古今つねに顕露なり
    • 眼生じ、智生じ、正覚、開眼
  • 縁起
    • 縁りて、起きること
    • 条件的生起
  • 阿耨多羅: 無上、最高にして無制約的
    • 普遍妥当性
  • 縁起の公式
    • これあるによりてこれあり。これ生ずればこれ生ず: 事物の存在もしくは生起
    • これなきによりてこれなし。これ滅すればこれ滅す: 事物の絶滅もしくは克服
  • ゴータマがまず把握したものは《縁起の法》で、それを《縁起の公式》で整理
    • 人間の有限性にまとう不安に公式を当てて考えられた結果が《十二支の縁起》{老死、生、有、取、愛、受、触、六処、名色、識、行、無明}


仏教の思想 1 知恵と慈悲<ブッダ> (角川ソフィア文庫)

方舟1

  • p34〜37