「仏教の思想 1 知恵と慈悲<ブッダ>」 増谷文雄 / 梅原猛 読書中
3.自我の真相の追求
- 「無常」と「無我」はゴータマのごく初期の思想の中には姿をあらわさない
- 初転法輪「四諦説法」の中にも「無常」「無我」という語は無い
- 蘊(五要素)
- 肉体{色:物質}
- 精神{受:感覚、想:表象、行:意志、識:意識}
- 五要素の各々「常?」「我?」を問う
- 仏教には術語が多いがゴータマが初めてその言葉を用いた時は術語として用いたのではなかったと思われる
- 術語というより比喩だった。比喩的な表現が固定化、限定化され術語化
- ゴータマはむずかしい術語を駆使して法を説いた人ではなかった。
- その中で「無常」と「無我」は術語
- 「無常」は人間存在について語られた
- 「六処相応」(六処について無常かどうか?)
- 六処:六根{眼耳鼻舌身意}と六境{色声香味触法}
- 生滅によっても裏切られることのない自己を確立する為に「無我」という術語が登場
「日々の整体」 片山洋次郎 著 拾い読み
- 第2章 朝から午前中にかけての日々の整体
- 起きる時の「あくび」は頭から下りてくる気の流れが詰まっているのを流れやすくする
- 額の皮膚を指先で少し持ち上げて力をゆっくりと抜いていく
- 頭と骨盤は連携、連動している